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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_ Discover Baja_Trip Report 12/NOV-18/NOV 2016 NO .1
2016.11.30
11/12出発のバレンティナ号で行くコルテス海トリップレポートになります。今回は通常のルートとは異なり、ディスカバーバハスペシャル。ラパスを出港して、再びラパスには帰港せずに、そのままバハ・カリフォルニア半島の東側を南下して、最終的にはロス・カボスに帰港する特別なルート。
今回のトリップは韓国、アメリカ合衆国、そして日本からお越しのお客様。ディナー後もワインやビールを飲みながらその日見た水中生物の話などで夜な夜な遅くまで宴会が続いておりました。
今回のトリップにおいて北風が強く吹く日が数日だけありましたが、ダイビング自体には大した問題もありませんでした。天気ももちろん快晴!!11月になると北風が身にしみる日がありましたが、ボートに戻ると暖かいホットチョコレートが私たちを出迎えてくれました!
初日、なんといきなりジンベエザメスノーケリングからスタート。通常のトリップでは最終日の最終アクティビティですが、今回のディスカバーバハスペシャルでは初日の最初のアクティビティです。今回もジンベエザメのホットスポットに向かうとすでにジンベエザメの背ビレや尾ビレが水面からちらほら。少なく見積もってもおいらの視界からでも同時に10匹以上のジンベエザメを目撃することができました。ジンベエザメも沢山、ほぼプライベート状態でスノーケリングを満喫することができましたが、若干透明度が悪かったことだけが玉に瑕でした。
小さなジンベエザメは2m前後、大きな個体は8m前後はあったのではないでしょうか?
ジンベエザメスノーケリングが終了後はチェックダイブ。パナミックサージャントメジャー(*オヤビッチャのそっくり)やスポットテイルグラント(*イサキの仲間)がぐっちゃりと群れておりました。
続けてダイビングをした沈船ではおおきなアオウミガメを発見。ダイバーが近づいても逃げることなく、お客様もじっくりと写真を撮影することができました。沈船の側面には沢山のブラックコーラルが群生しており、注視してみるとクダゴンベを簡単に見るけることができました。
2日目はロス・イスロテスでアシカと一緒にダイビング。
今回も例外になく、心ゆくまでアシカと遊ぶことができました。ダイバーのフィン、グローブ、スノーケルはもちろん、ダイバーの髪の毛を噛む個体まで続出。そして1匹だけではなく、同時に2−3匹のアシカがやってきてくれます。正直ここまでくるとアシカと一緒に遊んでいるという表現より、アシカに襲われているという表現の方が正しいような気がしないでもないような。。。
この日は最終ダイブはナイトダイビングに挑戦。いつもならば、闇夜にモブラが乱舞乱舞の予定でしたが、おりしも今宵は満月。しかも満月は満月でも数年にあるかないかのスーパームーン!!!なんと月明かりが明るすぎてプランクトンが思い通りに集まらないという予期せぬハプニング発生。。。我慢強くまっておりましたが、なかなか現れず。しかしながらモブラが20−30匹の編隊を組んで数回ではありますが、おいら達の前に出現してくれました。ガイド一同が胸をなでおろしたことは言うまでもありません。
※お写真はお客様からお借りしました。
ありがとうございました!
トラベリングデータ:
コルテス海6日間ダイブ(12-18/NOV)
気温:21−31℃
水温:27−28℃
透明度:20−30m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm
報告者 ケンゴ、ロレンツォ、カルロス、
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執筆者
赤川 紫珠子
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