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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -APR 11, 2015 DEPARTURE その4
2015.06.01
16/APR ダイビング4日目(ロカ・パルティーダ)
穏やかな海況予報日を選んでロカ・パルティーダにやってまいりました。 あれー、他船1艇も居ませんやん。 もちろん大歓迎なのですが、どのクルーズ船だって、目玉ポイントのここには、最も穏やかな日を選びたいはず。 日程が被ってしまう事を覚悟していましたが、良い意味で拍子抜けしました。 僕らだけの貸切! 思う存分、楽しみましょうじゃありませんかっ!! 本日は、チームWHALE担当させていただきます。
1本目:ロカ・パルティーダ
水温度26度 透明度25m
東壁にてEN。 いつものバルコニーにホワイトチップがほとんど居ないことから、朝一番ではあるもののサメは活性化している様子です。 はじめに北壁を回ることにしました。 うねりの当たるところに多くのホワイトチップと2頭の大ダスキーシャークが活発に揺らめいて群れていました。 そのままドリフト開始すると、すぐにシルバーチップ2匹が近くに寄ってきて、捕食のタイミングを探っている様子でした。
その後は、南壁に徐々に魚影が集まりはじめてましたので、ゆっくりと移動。 タイミングを待っていると、巨大キハダマグロがデデーンと登場! それを頃合いにギンガメのいる沖合にブルーウォーターダイビング開始。 20m以深にはガラパゴスシャークがちらほら。 先ほどのシルバーチップもこちらに回ってきました。 ハンマーの群れは見つけきれませんでしたが、流れが無い中、各魚、サメの反応は良いように思いました。
2本目:ロカ・パルティーダ
水温26度 透明度30m
EN前に北壁の水面にイルカがやってきていましたので、そのままイルカとエントリー。 南壁に行きたいところでしたが、北壁の雰囲気も悪くなかったので、そのまま北壁ステイ。 シルバーチップがやってきた頃合いで沖出しすると、ハンマーの群れ。 ただ、皆で足並み揃えて見ることが出来ませんでしたので、一度岩壁に戻って体勢を立て直すことにしました。 その間西壁深場には大きいシルエット2つ。 一方はガラパゴスシャークでしたが、もう一方がダスキーだったのか、タイガーだったかは確認しきれませんでした。 頃合い待ちしてると、今回もおデブちゃんなキハダマグロが対で出現。 1個体は、ダイバーさんに向かってゆっくりと突進していってました(笑)
このタイミングで沖出しすると、ベビーハンマー1個体だけ。 それでも今回は皆揃ってゆっくりと見ることが出来ました。 その後南壁の魚影が色鮮やかで煌びやかでしたので、ここでのんびりしながら、安全停止に向かいました。
3本目:ロカ・パルティーダ
水温25度 透明度12m−25m
ENしてみると、ザトウクジラの鳴き声が遠くから聞こえています。 また、ようやくバルコニーにホワイトチップが集まって寝ていました。 そのままの流れにて南壁に。 大きいガラパゴスシャークがホワイトチップに混じって群れています。 全グループが南壁に集結していましたので、泡だらけを避け、東南東に針路をとりドリフト。 するとハンマー2個体が見え、次に4個体、その下から別の3個体、2個体が上がってきてくれました。 今回はグルプ皆でハンマーを見てから、一度岩壁に戻りました。 その後、ギンガメやアイランドジャックが群れている真南が空いたので、流してみましたが、空振り。 再度岩壁に戻ったところで、ザトウクジラの鳴き声が近づいて響いてきました。 同時に北東から透明度の落ち気味の潮が入り込んできたので、ブルーウォーター決行。 徐々に鳴き声は近づいてきます。 時折、真下から聞こえてくるようなコース取りが出来たのですが、粘ったところでタイムアップ。
※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!
報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ
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執筆者
赤川 紫珠子
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