世界の海からこんにちは


現地からの最新情報
メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -APR 11, 2015 DEPARTURE その1
2015.05.28



11/Apr to 20/Aprトリップレポートです。
今回のトリップは、ロシア、アメリカ、ドイツ、日本からのお客様。
G夫妻は、1月の後悔に続いてご参加下さいましたが、前回時、同船してましたマリンバイオロジストのアレキサンドラが、今回も同船する形となり、思わぬ、嬉しい再会となりましたネ!


11/APR チェックイン日
全員無事チェックイン。 風も無く天気も穏やかですので、バレンティーナ号のサンデッキにてメキシカンディナー。 ロシアでのイースター日程ともあって、茹でたまごに、ロシアの伝統的なイースター装飾を施して、お祝いをいたしました。



12/APR 移動日(サン・ベネディクト島)
サンホセから離れてしばらく、外洋に出るとうねりが出てきました。 本日は、ちょっと船酔いする人が出てしまいそうでプチ心配です。
午前中ペーパーワーク、午後セーフティーダイビングブリーフィングの予定ですが、個人に合わせて調整するも、午後には皆さん回復。 良かった、良かった。 夕方からはレビヤヒヘド・プレゼンテーション。


13/APR ダイビング初日(サン・ベネディクト島)
4月最初の航海。 移動日は北からの風うねりがあったものの、明け方までには、ぐんと治ってくれました。 予定通りラス・クエビタスでチェックダイブ、その後エル・キャニオンにてダイビングのスケジュールです。 本日は、国籍混成のチームWHALEを担当させていただきます。


1本目:ラス・クエビタス
水温26度 透明度20m
いつもよりも透明度も良く、そして水温も温かいチェックダイブと相成りました。 日本庭園のような砂地エリアには、ダイヤモンドスティングレイがところかしこに佇み、あるいは泳いでいます。 ゴロタのエリアでも案の定、伊勢エビ、伊勢エビ、伊勢エビ。 可愛らしいエレクトリックスティングもいましたが、驚くことに、見たことの無い、大きな頭骨が転がっていました。 同船しているマリンバイオロジストのアレキサンドラに確認したところ、イルカの頭骨だそうです。 何でこんな所に頭だけ?と疑問は残るものの、初めて見ました! 後半はマンタのクリーニングステーションに移動して粘っていたところ、ようやく最後に1枚、パシフィックジャイアントマンタが来てくれました。


video by Alexandra


video by Alexandra


video by Alexandra



2本目:エル・キャニオン
水温26度 透明度8m
水温は温かいままなものの、透明度が白く濁っていました。 ただ、棚上でも水底から2mくらい迄は、幾分かマシな具合です。
そこで水底を這うようにして、リサーチブイ近くまで移動し、着底根待ち。 ハンマーは目撃できませんが、ジャイアントマンタの雄が真似するように水底ギリギリを這いながら遊びに来てくれました。 マンタも透明度良いところが良かったのか、ダイバーさんが何やってるのか気になったのか、これまであまり見ることの無かった行動でした。 後半は流れに乗りながら、マンタロックまで戻って、安全停止。 ここにも同一個体のマンタが最後にやってきてくれました。


video by Alexandra


video by Alexandra


3本目:エル・キャニオン
水温26度 透明度12m
2本目よりは透明度は回復傾向。 ダイビング前の30分間、ザトウクジラ3頭を南沖に確認できていましたので、今回は、後半はブルーウォータードリフトで勝負をしてみました。 まずはドロップオフ側を大物チェックしながら移動。 魚影濃くギンガメは良い雰囲気で群れはじめています。 その奥深場に2匹だけハンマーの姿をおぼろげに確認。 ただ深場のままでしたので、無理追いせずに、稜線に戻りました。 リサーチブイ周りで少し根待ちしてから、ザトウクジラ狙い決行。 流れを利用して方向を確認しながらドリフトしていくと、ツムブリの群れ、その水域を越えるとクラゲが浮遊しはじめました。 今期ザトウクジラを見れている時の水域はクラゲのいる水域と被ることが多く、この辺かと目星をつけていましたが、残念ながらタイムアップ! ディンギーに迎えに来てもらって、バレンティーナ号に帰りはじめると、あざ笑うかのように、先ほどまで私たちがいた水域の水面にザトウクジラが登場しました。  コノヤロー!!!


4本目:エル・キャニオン
水温25度 透明度12m
逆潮になってきました。 そこで棚上を中心にハンマー捜索。 ジャイアントマンタは来るもののハンマーが中々出てきません。 Rickさんお気に入りというオクトパスを見つけることができました。 その後、流れが再びレギュラーに戻り始めたので、ホットスポットのブイ付近に移動。 お客様が縦長のギンガメの群れと同水域にハンマーを見つけてくれたようです。 レッツ他力本願! 安全停止中にはシルキーシャークが寄ってきました。






※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!


報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ


記事一覧を見る→

執筆者
赤川 紫珠子

メキシコ・ラパス

メニュー
現地からの最新情報
執筆者の紹介
ダイビングツアーのご紹介
主宰者について
お問い合わせ・ご相談
・・・・・・・・



(C)CLUB AZUL